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★★★関連の鈴黒の落書きや呟き、裏設定置き場

2017

1019
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2015

0215
<注意!>
※まず最初に、鈴黒に文才がないことを予め伝えておきます(何)
※書いてもいいのよスレ便乗作品
※ツイッターでの会話から発展した作品なため、だいぶゴリ押し感が
※人様のPCさんを勝手に動かしてます。似なさ過ぎてるので、苦情でもなんでも言っていいのよ!!(顔覆い)
※自キャラではなく、自キャラの関連NMラスボスが出てます。
一応簡単に説明を入れますが、「∑なんでこいつと戦わせたの!?」とかそういうツッコミはなしで(ぇ)

桃樹関連NMラスボスもとい、「メイビー」の人物解説
『桃樹関連NMのだいたいの原因だったり依頼人だったりしてる人。そして関連NMラスボス(雑な説明)
姿は短い茶髪に蛇のような金色の瞳。服装は中華系の服。そして肌を見せないようにしているのか包帯を全身に巻いている。
包帯の下にある肌は、妖しく黒光りする蛇の鱗がついている。

今回戦うギルテさんと面識あり。(三回くらい)
ギルテさんとはNM最終回戦のとき、いろいろクズいこと言ってギルテさんをお人形さん扱いしてる(ぇ)
ギルテさんを善側にさせちゃうくらいのドがつくクズ。快楽主義
最終回NMでは普通に逃げた。まだ生きてる系のラスボス』

こんなやつとギルテさんが鬼ごっこしてます。それでもいいなら、どうぞー。(すすすっ)


――――――――――――――――――――


 
今の刻は月が綺麗に輝く頃。裏通りには、ひとつの影があった。
  
「…ハァ、やっと終わりましたか。」

白い羽がついた黒い帽子をかぶりヒゲを蓄えた男、ギルテは溜息を付きつつ薄汚れた裏通りで赤い汚れがついた手袋を新しい物へと付け替える。全く、今回の仕事は手がかかったと一人ごちていた。
まぁ、その分依頼人を揺すったから財布は暖かくなったな、と思いつつ新しくつけた手袋の具合を確かめ、歩き出す。

真夜中の裏通りで コツッ、と革靴と石畳が重なった音を響き渡らせる。向かう先はBLACK PAPERMOON、確か新しく買ったとてもいい酒を棚に入れていたはずだ。
それを飲んで、一息ついてしまおうと彼は少し足取りを軽くする。

カツッ コツッ と靴の音を誰もいない通りで響かせ、歩を進める。
今日は月がよく輝いていて、いつもよりここが静かだ。喧騒の音もない。


…  …なんだ、この異様な感じは。 男は思わず足を止め、辺りを見渡す。


誰もいない。 … …周りには猫一匹すら見かけない。
自分の気のせいか、とホッと息をつきつつ前を向きなおすと。


…いつの間にか彼の目の前に『誰か』はいた。


「…ッ!!?」
彼は思わず半歩後ろに下がる。目の前にいきなり現れたのは、茶色の短髪の、服から肌が見える場所全てに包帯をまいた女性であった。
その包帯の隙間から見える蛇のような金色の瞳はギルテを見て、ニヤリと目を細めていた。

彼は無言で腰のホルダーにあるリボルバーを彼女に向け、迷わず撃った。静かな闇夜の中で銃声が鳴り響く。

しかしその銃弾は女性に届くことは叶わず、女性の服から顔を出した黒い蛇がガキィンッと鉛玉を口で捕らえてしまった。
ギルテがその女性を見る目は何しに来たんだと言わんばかりに睨んでいて、黒い蛇が吐き出した銃弾が地面に落ちた音が二人の間に響いた。
 
「…ヒヒッ、今日はいい月だとは思わぬか?思わず反吐が出てしまうほどに、な。」
クククッ、と笑いながらギルテになんでもない顔で話しかける彼女は、相手の様子など気にもしていなかった。

「…  ……こんばんは、メイビー殿。 あの時ぶりですが、何か御用でしょうか?」

ギルテは少しだけ、自分の声が震えたような錯覚をしてしまいそうになる。
いかん、落ち着けと言わんばかりに銃を構え直し、包帯をまいた女性…メイビーに低い声で話しかけた。

「ん?我がいつ主に用があるといったんだぁ? もしや自意識過剰、というやつか?」
とニンヤリいやらしく笑いつつ、銃を握ったギルテを見つめる。
その様子にギルテは思わず舌打ちをする。だからこの女は苦手なんだと言わんばかりに。

「…私に用がないのでしたら、さっさと目の前から消えてくださいませんかね? でないと撃ちますよ。」
ガチャリッともう一度引き金に指をかけ、メイビーのちょうど眉間に標準を合わせる。

「もう撃っているくせに、どの口がそれをいうのか?」とその様子を気にかけなどしていないメイビーはクスクスと笑い、改めて要件を口にした。


「我は、暇を持て余しておる。  だから、我とちょっとしたゲームをせぬか?」

「嫌です。お断りします。」


ギルテは間髪入れず即座に断って、引き金を引こうとする。だが、その指を動かすことができなかった。
 
「… …ッ!!? な、 景色が……ッ!?」
 
「ヒヒッ、お主に拒否権があるとでも思うたか。」 

メイビーが可笑しそうに笑う中、ぐらりと揺れる視界、…いや、違う。ギルテの視界は正常であった。
ではどこが揺れているかと思えば…。

「裏通りが…歪んでいるッ!!?」

「違うなぁ。我らがいる空間だけを歪ませている、というのが正しい。」

ギルテが驚愕の顔で辺りを見渡すさまをメイビーは愉快そうに笑って、パチリと指を鳴らす。
フッ、と先程まで見えていた裏通りの景色が消え、いつの間にか、ギルテが全く知らない場所に二人は立っていた。

「…  こ、れは…。」

辺りを見渡すと、そこは室内のロビーと思われる場所のようであった。
が、おそらく元々白く塗られていただろう壁は今は灰色に汚れてで老朽化しており、天井は低く、ここでドンパチやろうもんなら崩れてきそうなほどボロボロであった。

「…廃墟、ですかね。 なぜこんなところに連れてきたんですか?そのちょっとしたゲームとやらのくだらないもののために?」

改めてもう一度リボルバーを構える。その様子に彼女は微笑みながら、黒い蛇を懐から出し腕に巻きつけた。

「ああ、そうだとも。我の暇つぶしに、お主のようなくだらぬ人形を使って遊ぶための場所に持って来た、というだけの話だ。無論、人形に拒否権などないぞ?」

その言葉にギルテは眉をひそめる。撃ってやろうにも、あの黒蛇が邪魔するため銃弾が無駄になることを知っているからだ。
彼が何かを言おうと口を開くが、メイビーは言葉を続けそれを遮る。


「これからやるゲームは『鬼ごっこ』だ。

我が鬼、お主が逃げ、場所はこの廃墟でやる、というたったこれだけのシンプルなものだ。

お主の勝利条件は逃げ続ける、もしくは我が追いかけられぬ状態に追いやること。我に捕まったらお主の負けだ。

まぁ、少なくとも我を楽しませておくれ。」


一方的にルールを言ってくるメイビーに、ギルテは不機嫌そうにリボルバーを握り締めた。
きっと、これ以上この女に何か言っても癪に障ることしか返ってこないだろうと思ったからだ。
しかもこの女は強い。少なくとも自分一人でまともに戦うなんてことは無謀の策である。あまり反論して機嫌を損ねれば自分の命すら危ないとも考えた。(元々死んでいる、ということは置いておいての話である)

「…  …こちらが勝ったら、私を解放でもするんですか? ちなみに負けたら私をどうするおつもりで?」


できるだけ、冷静を装いながら問いかける。リボルバーの標準はメイビーの眉間に固定したままだ。
それに反応するかの如く、黒蛇がギルテを見ているが、構っている場合ではない。

「ああ、もちろんだ。またあの裏通りにそっくりそのまま送ってやるぞ?無論お主が勝利すれば、の話だが。」
メイビーが意地悪くニヤニヤと笑いながらギルテを見る姿は腹立たしく、引き金を烈火の如く引いてやりたくなった。黒蛇はその怒りに反応したかの如く、シューシューと鳴いている。

「…そして、負けた場合の話だが…。

我はな、片付けるのが下手なんだ。倉庫の中も埃まみれにしてしまうくらいになぁ…。



だから、この頃はつまらんと判断した要らぬものは早々に焼却炉に入れる癖をつけているんだ。」



ニヤリと笑いつつわざといやらしく舌なめずりをしながらギルテを見た。まるでその反応を楽しむかの如く。

その様子に彼は思わず、部屋中響くような大きな舌打ちをした。自分の不運を呪うかのように。


< to be continued >
――――――――――――――――――――――


前編、中編、後編(勝利編、敗北編)レベルで長くなりそうです(顔覆い)

しかもギルテさんが似非ギルテさんに…(ガクブルガクブル) 文句は受け付けます(土下座)

そして、こんなに長いのにまだ鬼ごっこ始まってすらいない…(チーン)
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